パーソナリティ 広川利子氏、ゲストは(有)べるバラ フラワーコーディネーター 高櫻朋美氏。
高櫻さんとは、当団体の「ゆめはぐ学校」シゴト体験イベントの「お花屋さん体験」で参加をしていただいたご縁です。
今回パーソナリティさんとともに驚いたのは、高櫻さんがAIFDという資格をお持ちだったこと。といっても、私はどんな資格かも全く知りませんでしたが^^;
AIFDとは、American Institute of Floral Designersの略で、アメリカの歴史あるフラワーデザイナー教育機関。
この世界的に権威ある協会のメンバーになるのは、それはそれは難関で、日本全国でもたったの60名、群馬ではこの高櫻さんたった一人だそうです。
この超難関試験にパスした高櫻さんですが、AIFDに合格するまでには、なんと6年もかかったといいます。
この年齢から挑戦するの…?そんな声もあったようですが、それでも受験し続けられたのはご家族の理解と協力があったから。
試験はアメリカで開催、年に一度、世界中のフラワーデザイナーがアメリカに大集合。
筆記試験は当然ながら英語。(ココ、一番苦労されたとか)
実技は、植物や資材も世界中のものが用意されるため、日本では見たことのないものもたくさん。時間内にテーマに基づいて個性あふれるデザインを生み出していく。
試験にたとえ落ちても、いつかは受かる…と言い続けて信じてくれたのが高櫻さんの師匠。
実は、あきらめないメンタル的なことを伝えているのではないんです。
この試験に出題されるテーマは、あまりにも学ぶことが多種多様で、試験に何が出るかは予測はつかない。引き出し数がなければ落ちるのが当たり前なんだそうです。
だけど、何回も試験を受ければ、それだけ学びとなり引き出しが増えていく…
だから、試験を受けて続けていれば、引き出し数が増えていき、いつかは試験に受かるという、なんとも統計的な理屈。
■資格を取得して変化したことは?
これまで自信がなかった自分に、何よりも「自信」がついた…という高櫻さん。
それは6年間学び続けた努力の結果、お客様に喜んでもらえるデザインの引き出しが増えたこと、
フラワーデザインに対する熱意から湧き出た諦めない行動の結果、「自信」という財産を得たようです。
AIFDいう資格は、自分を信じ続けた「証」となっているように私は感じました。う~ん、素敵です!!
そんな高櫻さんですが、
今後は、この経験を活かして、障がいをもつお子さんたちにも教えていきたい、とおっしゃいます。
来年度から始まる「ゆめはぐ塾」にも参加していただけそうですのでお楽しみに(^^)
高櫻さん、ご出演ありがとうございました。
べるバラ(vellvara)HPはこちら
http://vellvara.com/
AIFDについてはこちら
ttp://aifd.org
by yoko